PERTHガイド
西オーストラリア州の州都パースは、オーストラリア4番目に大きくオーストラリア西海岸にある唯一の都市です!日本人も比較的少なく、ビーチや自然、歴史ある建物やマーケットが見どころです。近郊には心奪われんばかりの雄大で美しい大自然があり、ターコイズブルーの海にはアシカやイルカ、ジンベイザメ、ジュゴン、マンタが見れる、最高のダイビングポイントが多数あります。
パースってどんな都市?
◎ 今も安定して成長をしている都市。多様性が増すにつれて、他の都市と比較してより多くの仕事があります。
◎ 電車やバスなどの公共交通機関は、中心部も郊外も便利に利用できます。
◎ 成長を続ける都市ですが、規模はそこまで大きくないパース。どこに住んでもパースの中心へ行くのにそこまで時間は
かかりません。とてもコンパクトな都市です。
◎ 気候はとても快適です。ただ、冬は乾燥し、寒いのでコートが必要です。
◎ パースはビーチ、国立公園、歴史あるマーケットが楽しめる場所。観光客が少ない分、落ち着いている雰囲気が特徴です。
◎ オーストラリアの他の都市よりも日本人が少なく、英語を勉強する環境にピッタリ!
◎ パース郊外にサーフィンに最適なビーチがあり、車があると便利です。
◎ 西海岸唯一の都市。パースの人々はインドネシアのバリに休暇で訪れます!というのも、シドニーやメルボルンなどの東海岸の都市へは、飛行機で片道5時間以上掛かり東南アジアの国の方が近いです。
パースはどこにあるの?
パースはオーストラリア最大の州、西オーストラリア州の州都です。パースの場所を説明しましょう!まず、オーストラリア大陸を思い浮かべて・・・その左下です。インド洋に面したビーチはとても美しく、東側にあるシドニーやブリスベン等の都市からはとても離れています。その分、落ち着いた雰囲気があり、多くのオーストラリア人がパースに住むことに決めました。
歴史は比較的古く、スワン川とインド洋の間に位置する場所に1829年パースができ、金、ニッケル、鉄、アルミニウムの輸出により世界で最も豊かな都市の1つになりました。
中心地から車や電車を使って行った先には美しいビーチや、フェリーで行けるロットネス島など、自然も沢山あります。さらに、パースからずーーっと北に行くと、イルカやサメ、クジラなどを見ることができるシャークベイというエリアがあります。
パースの天気
もう知っているかもしれませんが・・・オーストラリアは南半球に位置するので、日本と季節は逆です。日本が夏の時にはオーストラリアは冬、日本が冬の時にはオーストラリアは夏です。
パースは地中海性気候なので、オーストラリアの中で一番晴れる日が多い都市です。冬でも晴れれば暖かい温度になります。ただ、朝晩は冷えたり、雨や曇りの日は長袖やジャケットが必要です。夏の季節は長く、年間を通じて野外でのアクティビティを楽しむことができます。
交通手段
パースの公共交通機関はとても便利!市内を移動するには、Transperthが提供する電車、バス、フェリーの3つのオプションがあります。オススメは電車で長距離をより速く、本数も多いので便利に利用できます。
利用にはSmart riderという緑色のカードが必要で、ケータイにアプリをダウンロードして使うこともできます。乗り降りする時は、緑のリーダーにそれぞれ1回ずつタッチすることを忘れずに。忘れると無賃乗車で罰金の支払いが必要になってしまうので、注意してくださいね。
パースのお勧めシェアハウスエリア
ノースブリッジ
市内中心部のすぐ後ろにあるこの地区。リアム、ジェームズ、アバディーン、パーカーなどのストリートには、さまざまなクラブ、パブ、バー、カフェ、美味しいレストランがあります!外出を楽しみたい人にオススメに地域。レント(家賃)の目安は週200〜300ドルです。
スビアコ
装飾が綺麗なイタリア建築と、樹木が茂った活気のある市内中心部にスビアコというエリアがあります。バークビーロードという通りを散歩し、雰囲気を楽しむのがオススメ。レントは週160ドル〜220ドルです。
フリーマントル
ビクトリア朝の建物が特徴のマーケット、歴史博物館、海洋博物館を訪れることができます。フリーマントルはエレガントで活気に満ちた街。南側に行くとビーチや屋外で楽しめるカフェなどがあります。レントは週200ドル〜300ドルです。
スカボロー
ビーチの近くにある街。なので、サーフィンやカイトサーフィンを楽しみたい人にピッタリな場所です!住宅地は静かで過ごしやすく、少し離れた場所にはパブ、バー、レストランがあるエリアもあります。レントは週150ドル〜220ドルです。
イーストパース
バーやシーフードレストランがあるエリア。このエリアにあるスワン川周辺にはハイキングができる道や、サイクリングルートがあります。レントは週180〜250ドルです。
パースで参加したい!イベント特集♪
パースは都市部と自然が近くにあって、その両方の良さを持ち合わせた場所。電車やバスなどが便利に使える一方、自然も近くにあってリラックスしたライフスタイルが特徴です。多文化環境のパースは、オーストラリア文化を深く知るのにも理想的です。
1月:マウントバーカーワインフェスティバルウィークエンド
12人の地元のワイン生産者が出す、プレミアムワインを味わうワインフェスティバル!ワイン好きは要チェック
2月:FeBREWary
毎年2月に開催されるこのお祭り。パースで最高のビール祭りです!
3月:LiveLighter
西オーストラリア州で一番盛大なフードとドリンクのお祭り!マンジュラの街で開催され、食べ物、飲み物、音楽、ショーなどが楽しめます。
4月:FotoFreoフェスティバル
地元の人から「フレオ」の愛称で親しまれる、フリーマントルで開催されます。このイベントは国際写真フェスティバルとして有名です!
5月:カントリーガーデンフェスティバル
フリーマントルで開かれる植物のイベント。様々な種類の庭園、歴史的・伝統的な庭園を見ることができます!
6月:デンマーク 声の祭(Denmark Festival of Voice)
デンマークのアーティストが沢山参加する、音楽のイベント。
7月:ムンダリングトリュフフェスティバル
トリュフだけでなく、その他の地元で取れた食品も楽しめるフードフェスティバル。また、食に興味がある来場者は、テイスティング、講演、食品に関するフォーラムなどのプログラムにも参加できます。
8月:Corrugated Lines(波形線 言葉の祭典)
ブルームで開催される文学にまつわるイベントです。
9月:パースファッションフェスティバル
パース市内で開かれる、とても人気なファッションフェスティバル。
10月:ノーサム・オートバイフェスティバル
ノーサムで開かれるインパクト抜群オートバイフェスティバル!バイクに興味のある人にオススメ。
11月:ロッキンガムコミュニティフェア
屋外の季節が心地良いこの時期に、子供が楽しめるアクティビティが揃うイベントです。
12月:ロックイットフェスティバル
ジュンダラップというエリアで開かれる、ミュージックイベント。1999年以来開催され、モダンロック好きは要チェック!
行く前に知りたい!パースで気をつけること
- 公共交通機関を使うなら学生割引カードを使いましょう!COOLaboradorに割引カードについてぜひ聞いてみてください。
- ボトル入り飲料水はとても高いです。でもパースをはじめ、オーストラリアの各都市では水道水が飲めます!なので、ボトルを買って水を補充するのが一番節約できる方法。レストランでは無料で水が提供され、公園にも”Refill Station”というボトルに水を補充できる場所もあります。
- 価格を見ずにレストランに入るとお会計でビックリします!オーストラリアの物価、特に外食は高いです。まず価格をチェックしてから選ぶようにしましょう。
- 英語を学びにパースに来たのなら、ミスを恐れずに英語を沢山喋りましょう。フレンドリーなパースの人はおしゃべり好き。英語の勉強に一番良い方法はネイティブの人々と話すことです。
パースでのオススメスポット♪
キングスパーク
世界最大級で、市内中心部にある美しい公園です。市内や海を見ながらピクニックもオススメ!敷地内には、アボリジニやヨーロッパの歴史、現代文化、デザインなどの展示が見れるサービスを提供しています。エリザベス・キー
エリザベス女王2世に敬意を表して名付けられました。モダンなモニュメントや橋など、海辺のウォーキングを楽しめます。
ハイリソン島
パースウォーターの東端にあるスワン川の島で、イーストパースとビクトリアパークの郊外の間です。カンガルーにエサをあげられるスポットも。
聖マリア大聖堂
正式には聖母マリア 無原罪懐胎大聖堂。パースカトリック大司教区の大聖堂教会です。パース中心部のビクトリアアベニューの北端にある、ビクトリアスクエアの中心部に位置しています。
白鳥の鐘
銅とガラスで作られた18個の鐘が見れる、82.5メートルのタワー。
フリーマントル:スワン川の河口に位置する、西オーストラリア州の中でも歴史あるエリア。古い街並みが残ります。フリーマントルハーバーはパース市の港として機能し、1829年に入植者によって開拓された西海岸最初のエリアです。新鮮な食材や、お土産が揃うマーケットがオススメ!
コステロー
パース市街地とフリーマントル港のほぼ中間に位置しています。ビーチやカフェなど、リラックスしたライフスタイルを楽しめる地域。
ヒラリーズボートハーバー
パースの北、ヒラリーズにあるマリーナで、観光センターがあります。
モンガー湖
スワン川の沿岸平野にある自然保護区で、多種多様な鳥とたくさんの自然がいっぱいです。リーダービル、ウェンブリー、グレンダーローという郊外エリアの中心に位置します。
ピナルーバレー記念公園
1978年に埋葬が始まった墓地。墓地といっても日本の肝試しのような暗い雰囲気はなく、近くにカンガルーが住むエリアがあります。
ロットネス島
パースからフェリーでいく離島。自転車で島内をめぐったり、シュノーケリングがオススメです。にっこり笑顔の有袋類、クオッカはこの島だけで見れる固有種です。
パースと日本の時差
パースはオーストラリアの南西部(分かりやすく言えば左下)にあって、西オーストラリア州に属します。西オーストラリア州のタイムゾーンはGMT + 8で、日本はGMT+9です。と言うことは、パースと日本は1時間の時差があり、日本の方が1時間進んでいることが分かります。
シドニーのあるニューサウスウェールズ州やメルボルンのあるビクトリア州はサマータイムがありますが、クイーンズランド州、ノーザンテリトリー、西オーストラリア州はありません。実は過去に、西オーストラリア州でもサマータイムがあった時期もありましたが、州民投票で否決になったとか・・・なので、季節を問わずパースと日本の時差は1時間。簡単ですね。