「オーストラリアとニュージーランドの違いは何ですか?」という質問をよくいただきます。
そこで!今回は、この2つの国の違いについてお話していきます😊
オーストラリアかニュージーランドどっちに留学しようか、と悩んでいる方必見です!
オーストラリアとニュージーランドは、南半球に位置する英語圏の国です。どちらの国も生活水準がかなり高く、教育においても世界トップレベルです。そのため、世界中の人が留学先として選ぶ人気の国となっています。
オーストラリアかニュージーランドどっちがいいの?
オーストラリアとニュージーランドどちらの国にもYouTOOProjectのスタッフが住んでいます。そのため、実際に現地に住んでみないとわからないこと、最新の情報などをみなさんにお届けすることができます✨また実際に留学されたら、現地サポートも現地に住んでいるスタッフから受けることができます😍
こちらの記事では、今から留学する方が、少しでも疑問を解決し、より快適に、安心して渡航ができるように、また、オーストラリアかニュージーランド、どちらの国を留学先として選ぶのかという決断をする際に、絶対に知っておきたい比較するべき点をご紹介していきますね😊
住まい
どちらの国でも、留学生はシェアハウスに滞在するのが一般的です。ニュージーランドのシェアハウスの方が、オーストラリアより安めです。ただ、渡航後、いきなりシェアハウスを見つけて入居することは、ほぼ不可能に近いので、最初の1ヶ月~2か月は、事前にホームステイや学生寮などの滞在先を確保しておいて、その間にシェアハウスを見つける、というのがおすすめ!
分からない事だらけの到着してすぐの状態で、聞ける人(寮の人やホストファミリー)がいるのは、とても安心ですよ✨
シェアハウスの探し方も、YouTOOProjectの現地スタッフがご案内します!
気候
オーストラリアとニュージーランドの気候は、時期や地域によってさまざまです。
ニュージーランドは、日本と同様に南北に長い小さな島国です。南半球に位置しているので、日本とは反対で、北に行くほど暖かく、南に行くほど寒くなります。
ニュージーランドの南島は、冬は寒く、夏は温暖で春らしい気候です。南島の南部は、冬は寒く、気温は一桁になることもあります。夏は25度半ばまで気温が上がり、とても過ごしやすい気候です。
一方で、北島は、夏は熱帯(日本の沖縄県のような気候)、冬でも比較的温暖な地域があります。
オーストラリアは、とっても大きな国なので、地域によって気候がさまざまです。ニュージーランドと同様に北に行くほど暖かく、南に行くほど寒くなります。日本と同様、四季を持つ国ですが、北部では、一年中気温が高く、冬でも半袖で過ごせてしまうほどです。また、夏は雨が多い熱帯性気候です。南部に行くと、例えば、タスマニアは、夏場も平均最高気温は23℃くらいで涼しく、空気が乾燥しているため過ごしやすい気候です。 冬になると南極からの南風が吹くため、とても寒く、山では雪が積もるほどです。
暖かいところに住みたい!という方には、熱帯性の気候であるオーストラリア北部にあるケアンズ、ゴールドコースト、ニュージーランド北部にあるタウランガなどがおすすめ!一方で、穏やかで涼しい気候を好む方には、オーストラリアのシドニー、メルボルン、ニュージーランドのネルソンなどがおすすめです😊
学生ビザ
オーストラリアとニュージーランド、両国とも、教育水準世界トップレベルです。オーストラリアでもニュージーランドでも、世界に名の通った質の高い学校で学ぶことができます。
学生ビザでは、ニュージーランドでは週20時間まで、オーストラリアでは、現在コロナの影響でオーストラリア政府より特別措置が設けられているため、週40時間まで、2週間にわたって働くことができます。※こちらの情報は、各国の政府によって予期せず変更される場合がございます。
どちらの国でも、ビザが切れると入国管理局から1ヶ月間の滞在猶予期間が与えられます。学生はこの1ヶ月の余分なビザ期間を利用して旅行やロードトリップなどを楽しんでいます😊
就学
ニュージーランドでは、専門学校、または大学を卒業し、審査基準以上の資格(学士号や技術資格)を取得すると、1~3年の就労ビザを申請できます。これを「Post-Study Work Visa」といい、就労できる雇用主や職業にほとんど制限がありません。学校を卒業後、学んだことを活かしてニュージーランドで就労経験を積むことができるとても魅力的なビザです。また、この就労ビザから永住権を目指す人もいます。
ニュージーランドは経済成長が著しい国でもあるので、留学生にとっても多くの就労のチャンスがあります。
オーストラリアも同様に、専門学校(特定の分野に限る)、または大学を卒業後、1~3年の就労ができる卒業生ビザ(485ビザ)を申することができます。こちらのビザの目的は、学校で学んだことを活かし、オーストラリアでの就労経験を積むことです。留学生にとって、将来のキャリアアップにつながる貴重な経験ができる人気のビザとなっています。
たくさんの学校と提携を持つYouTOOProjectでは、みなさんの目的に合わせた、さまざまなコースをご紹介しています。ニュージーランドでこんなことを学びたい、こんな経験がしたい、永住権取得に繋げるためのコースは?など、ぜひ、経験豊富なYouTOOProjectのリスナーへお問い合わせください😊どのようなプランがあるのか、一緒に考えていきましょう!
生活の質
オーストラリアとニュージーランドは国民の生活水準が世界トップレベル。また、どちらの国も、高い賃金を誇っています。オーストラリアの場合は、物価が比較的高いですが、それに併せて賃金も高いです。
- オーストラリアの最低時給→21.38オーストラリアドル(2022年7月1日時点)
- ニュージーランドの最低時給→21.20ニュージーランドドル(2022年4月1日時点)
主要都市であるオーストラリアのメルボルン、シドニー、ニュージーランドのオークランド、ウェリントンなどは毎年「世界で最も住みやすい都市」ランキングにランクインしています。
貯金
オーストラリアかニュージーランド、どちらの国に住んだとしても、毎日外食ばかりだと、かなりの出費になってしまうので、しっかりと自炊し、上手に節約すれば、お金を貯めることは可能です。特に、ファーム(農場)や地方(田舎)で働くと、娯楽施設などもなく、お金を使う機会があまりないので、自然と貯金ができちゃいます。
ライフスタイル
オーストラリアとニュージーランド両国とも、仕事が終われば、プライベートの時間を目一杯楽しむ!という、ワークライフバランス(仕事とプライベートの両立)がかなり充実している国です。日本に比べると、簡単に長期休暇を取ることができるので、その休暇を利用して、大切な家族や友だちと一緒に過ごしたり、1人旅に出たり、自分が楽しめることに時間を費やすというライフスタイル。そのため、オーストラリア人やニュージーランド人にとって仕事は人生の一部でしかなく、最も重要なのは自分の人生を楽しむことなんです😊
大自然で溢れているニュージーランドのライフスタイルは、かなりリラックスしていて、休日には、その大自然の中で、スポーツやエクササイズ、ハイキングやピクニックなどを楽しみ、ストレスの少ないハッピーでゆったりとした時間を過ごします。
オーストラリアには、数えきれないほどの美しいビーチがあり、サーファーにとっては最高の、年中、波を楽しめる場所がたくさんあります。大自然に囲まれているので、キャンプなどのアウトドアレジャーが楽しめる場所が豊富な都市もあります。また、サーフィンの他にもヨガ、ピラティス、ビーチスポーツなども盛んで、健康的な食事を好む人が多いので、ベジタリアンのレストランやヴィーガンカフェなどもたくさん見かけます♪
オーストラリアのメルボルン、シドニー、ゴールドコーストのような都市では、ナイトライフを楽しむことができますよ😊
旅行
オーストラリアもニュージーランドも、絶対に行くべき美しい絶景スポットがあります。
オーストラリアには、ビーチ、熱帯雨林、サンゴ礁、砂漠があり、ニュージーランドには、ビーチ、湖、森林、氷河、映画に出てくるような巨大な山があります。ちなみに、ニュージーランドは、あの有名な「ロードオブザリング」の撮影地にもなっています。
ニュージーランドはオーストラリアより断然サイズが小さい割に見どころが多く、バンで移動するのが簡単で比較的安い!オーストラリアは、とっても広いので、ロードトリップはかなりの距離になります。
オーストラリアでは、都市間の移動では、ほぼ間違いなく飛行機を使うことになりますが、ニュージーランドでは車で簡単に移動することができます。
文化
◎ ニュージーランド→マオリ文化
ニュージーランドの先住民であるマオリ。今から、1000年以上前に、ハワイキ(ポリネシアにあるという伝説の島)からこの地にやってきました。現在も、公用語としてテ・レオ・マオリ(マオリ語)が話されており、ニュージーランドで生活すれば、日常的にマオリ文化を感じることができます。公用語として、地名の多くがマオリ語に由来しています。「キア・オラ(こんにちは)」これは、マオリ語でのあいさつで、日常的に使われています。
◎ オーストラリア→アボリジニ文化
オーストラリアの先住民であるアボリジニ。彼らは、数万年以上もオーストラリアに居住し、アボリジニ文化は、今から5万年以上も前に遡ります。アボリジニ文化は、家族や土地との強いつながりを大切にしています。そのため、その土地が、アボリジニの人々を表わすものなのです。海岸地域のアボリジニの人々を「ソルトウォーター・ピープル(海の人)」といい、河川流域の人々は「フレッシュウォーター・ピープル(淡水の人)」、中央部の乾燥地域の人々は「デザート・ピープル(砂漠の人)」といいます。
ニュージーランドのマオリの文化は、アボリジニの文化よりはるかに有名です。オーストラリアでは主にノーザンテリトリーでアボリジニの文化が紹介されていますが、ニュージーランドではマオリ文化をいたるところで見かけます。
◎ オーストラリア人 VS キウイ人(ニュージーランド人の名称)
オーストラリアとニュージーランド、地元の人たちはどんな感じなの?
実際に渡航する前から、自分の固定概念やイメージだけで、地元の人たちを見てしまうのはよくありません。今は、オンライン上で、様々な情報を手に入れることができますが、中には、その情報が誇張されているなんてことも少なくありません。
ひとつ言えることは、オーストラリア人もニュージーランド人も、それぞれの国が多国籍国家ということもあり、留学生に対してとても理解があり、親切だということ。現地で生活を始めれば、日本とは一変、そのおおらかでゆったりとしたライフスタイルを、実際に感じることができるでしょう。
日本から出て、新しい文化に飛び込むことを恐れないでください!今まで自分が考えもしなかったような、何か新しいことを発見することができます。そして、きっと良い人はどこにでもいます😊